元町公園で歴史と自然を感じる❤山手お散歩に是非!
こんにちは。
今回は港の見える丘公園とあわせて、
山手散策に外せない元町公園をご紹介します。
先日ご紹介した港の見える丘公園にも
近い場所ですが、人通りも少な目で
のんびりと過ごせます。
散策に丁度良い広さで、歴史的遺構も
残っておりおすすめの場所となっています。
元町公園は元町から山手にかけての
谷戸に位置し、谷側には良質な湧水を
利用した史跡、丘の上には歴史的建造物の
山手西洋館が立ち並びます。
起伏にとんだ地形で昇り降りが大変ですが、
頑張って散策してみましょう。
今回は山手本通り沿いにある西洋館側から
下って行きました。
山手本通り沿いには、横浜山手西洋館として有名な
山手234番館、エリスマン邸、べーリックホールが
あります。
各西洋館の内部詳細については
是非こちらをご覧ください!
また山手本通り沿いにはとてもレトロな
電話ボックスもあります。
このあたりは小さな広場となっていて、
ベンチやお手洗いもあるので、
ひと休みできますよ。
エリスマン邸左手にある小さな道を下って行きます。
すぐに山手80番館遺構があります。
山手80番館はマクガワン夫妻の住居でしたが、
震災により損壊してしまいました。
現在はレンガの基礎部分のみ残っています。
見ているとどこか寂しい感じですが、
この公園との雰囲気が合っている感じがします。
とても貴重な遺構です。
公園の上側から下側を見ると
森のようです。
自然を感じることが出来ます。
公園内側の道を下って行くとプールと
弓道場があります。
弓道場は1931年に建てられた5人立ちのものです。
団体利用などは予約が必要です。
詳細は下記をご覧ください。
プールは夏季のみの営業となっています。
詳細は下記をご覧ください。
元町公園プール|横浜市公園プール・オクトパス (hamapoo-fep.com)
今回は公園外側の道をまっすぐに進んで行きます。
ブラフ溝が見えてきます。
ブラフ溝は実業家ジェラールにより
明治7年頃に敷設された排水溝です。
房州石を舟形にして組み合わせ、
雨水が谷戸に流れ込まないようにしたもので、
洋風側溝では最古のものになります。
ブラフ溝から額坂という階段を
降りて行きます。
結構長い階段ですので、キツイかもしれません。
上りには使用しない方が良いと思います(笑)
降り切ったところに元町公園水泳場事務所があります。
この辺りは実業家ジェラールの瓦工場が
あったところです。
開港時代、西洋人が住む住宅に使われる
西洋瓦やレンガなどの建築資材が
不足しているという現状がありました。
そのことに着目したジェラールは
この地で西洋瓦やレンガを製造するようになりました。
デザインや品質も良く、
「ジェラール瓦」と呼ばれるようになりました。
あわせてジェラール水屋敷の上部貯水槽もあった場所です。
水屋敷とは貯水槽のことを指しています。
公園外にも貯水槽がもう一つあります。
このあたりは小さな広場となっており
せせらぎ広場といいます。
特徴的な噴水や遊具、石碑などがあり、
近所の方達も散策を楽しんでいるようです。
公園外側にある正面の道、
水屋敷通りを少しだけ歩くと、
右手にジェラール水屋敷地下貯水槽があります。
国の有形文化財にも指定されています。
公園内にあった上部貯水槽と合わせて
利用されていました。
ジェラールは山手の湧水に着目し、
湧水を簡易水道でひいて、外国船に売っていたそうです。
山手の水は赤道を超えても腐らないと評判だったとか。
ジェラールはとても商売上手だったのですね。
しかし山手の水がそんなに良いとは!
今度飲んでみたいです(笑)
お帰りは水屋敷通りをまっすぐに進んで行くと、
元町商店街にでます。
また山手本通りに戻りたい場合は
来た道を戻ると階段がちょっと大変なので(笑)
公園向かって左側の沿道の坂、
貝殻坂を登って行くと少しは楽だと思います。
電話ボックスがあった広場あたりにでます。
貝殻坂を登り切ると、
通りを挟んで公園の目の前に山手資料館があります。
山手の歴史などを展示している雰囲気のある
小さな建物です。
是非合わせてお立ち寄りくださいね。
見学は無料です!
【山手資料館ご利用案内】
開館時間:11:00~16:00
休館日:月曜
入館料:無料
以上になります。
山手を散策される際には是非、
参考にしてくださいね!
横浜の歴史を感じられる散策をご紹介しています。
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本日もここまでお読みいただきありがとうございました!