港の見える丘公園詳細ご紹介!横浜を満喫❤~横浜を代表する公園③~
こんにちは。
前回に引き続きこれからの季節の散策にぴったりな
横浜を代表する公園「港の見える丘公園」をご紹介します。
港の見える丘公園といえば「展望台」が有名ですが、
その他にも見どころがたくさんあります。
名前の通り小高い丘の上にあり、
大変見晴らしが良い公園です。
今回は自身の運動不足解消にフランス橋の下側から
フランス山を登るルートで散策しましたが、
(階段が多数あるのでご注意!)
6番出口からアメリカ山公園経由で行くと、
展望台付近にダイレクトに行けます。
フランス橋の下側には「メダリオン」があります。
橋の壁に埋め込まれています。
1896年に建てられたフランス領事館の
両翼部外壁に取り付けられていたものです。
建物自体は1923年の大震災の時に
倒壊してしまいました。
フランス橋をくぐり、
公園内入り口から入り右手に少し進むと
「横浜ボウリング発祥の碑」があります。
ボウリングサロンが開場されたことを
記念して建てられました。
また公園内から少しだけ出たところに
「クリーニング業発祥の地」の碑があります。
同じく居留地に住む外国人を対象に
クリーニング業が生まれ、発展していったとのことです。
公園内入り口付近に戻って左手に進むと、
「パビリオン・バルタール」があります。
パリの中央市場にあったものを移築したものです。
建設時期はエッフェル塔より前で、
初期の鉄骨洋式として価値の高いものとなっています。
さて階段を(フランス山を)登っていきます。
左右に階段がありますが、どちらからでも
行けます。(合流します)
ようやくフランス山頂上部?あたりに到着です。
広場があり、その奥に旧フランス領事館公邸跡、
フランス山の風車があります。
相次ぐ外国人殺傷事件への対策として
フランス海兵隊が駐屯していた場所です。
撤退後、この地に領事館が建てられました。
また井戸の水を汲み上げるための
風車も合わせて造られました。
震災や火災で建物を2度も消失してしまい、
現存している遺構は焼け残った一階部分となります。
建物は植物で覆いつくされており、
月日が経っていることを感じさせます。
さらに奥にすすんでいくと「愛の母子像」があります。
1977年に横浜の荏田に米軍機が墜落、
母と子供2人が犠牲となりました。
生前に海が見たいと願っていたことから、
この地に慰霊の像が建てられました。
すぐ近くに「レンガ造り井戸遺構」があります。
1896年領事公邸竣工時に、
上水道がなかったため、設置されたものです。
深さは約30mも!あるそうです。
さてこれから雰囲気ががらりと変わります。
右側にある歩道を進んで行くと
有名な展望台に到着します。
展望台からはベイブリッジや横浜の街並みを
一望できます!
解放感があり、とても気持ち良いです!
展望台脇にはガーデンネックレス横浜の
キャラクター「ガーデンベア」とともに
お花が植えられていました。
今年度もまもなくガーデンネックレスが開催されます。
見ごろを迎えるころにお花の様子など
ご紹介したいと思います。
バラの季節に訪問した記事です。
是非ご覧ください!
展望台正面に「KKRポートヒル横浜」というホテルと
系列レストランの「山手ローズテラス」があります。
こちらのホテルは古めではありますが、とても眺望が良く、
比較的リーズナブルに宿泊できます。
またレストランはランチをはじめお手軽にフランス料理の
コース料理を楽しむことができます!(ご予算2000円~)
お手軽価格のテイクアウトもあるようです。
是非一度行かれてみてはいかがでしょうか。
またすぐ近くに「港が見える丘 歌碑」があります。
この歌は港の見える丘公園が
舞台となっていると言われています。
お手洗いは展望台付近にあるこちらが
一番綺麗な印象です。
また各施設内にもありますが、数は少な目です。
展望台を後にし、奥へ進んで行きます。
噴水とそれを取り囲むように花壇が広がっています。
花壇はバラの季節にはとても美しいですが、
何かしら季節の花々も植えられており、
楽しむことができます。
噴水広場奥には横浜ゆかりの作家
大佛次郎の記念館があります。
大佛次郎についての様々な展示があり、
小さいながらもなかなか見ごたえがありました。
彼は猫が大好きで、自分の来世は猫だと
言っていたとか!
【大佛次郎記念館 ご利用案内】
開館時間:10:00~17:30(4月~9月)
10:00~17:00 (10月~3月)
入館料:大人(高校生以上)200円、小中学生 無料
休館日:毎週月曜日、年末年始
公園内最奥部へ進みます。
大佛次郎記念館を左手奥に進んで行くと
「霧笛橋前広場」があり、「霧笛橋」から
「神奈川近代文学館」へ続きます。
「霧笛橋前広場」からもベイブリッジが良く見えます。
こちらの方が人が少なく、ゆっくり鑑賞できると思います。
最新情報はこちらでご確認ください。
神奈川近代文学館/(公財)神奈川文学振興会 (kanabun.or.jp)
大佛次郎記念館前まで戻り、
今度は右手奥に進んで行くと、
「バラとカスケードの庭」「噴水広場」を挟んで、
横浜山手西洋館としても有名な
「山手111番館」「横浜市イギリス館」があります。
「バラとカスケードの庭」はすり鉢状の地形を生かし、
「カスケード(小滝)」を中心とした水の演出間に
バラ園が立体的に配置され、庭園絵画の中を
歩いているかのような体験ができます。
バラの季節は圧巻の一言です。
見ごろとなる5月ごろにまたお花の様子など
ご紹介したいと思います。
「山手111番館」は1926年にアメリカ人ラフィン氏の
住宅として建てられました。
設計者は同じく山手西洋館の「べーリックホール」
と同じJ.Hモーガンです。
スパニッシュスタイルの洋館となっています。
【山手111番館 ご利用案内】
開館時間:9:30~17:00
入館料:無料
休館日:第二水曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
年末年始
「横浜市イギリス館」は1937年に英国総領事公邸として
上海の大英工部の設計により建てられました。
1969年に横浜市が取得、コンサートや会議室として
利用されています。
【横浜市イギリス館ご利用案内】
開館時間:9:30~17:00
入館料:無料
休館日:第四水曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
年末年始
横浜市イギリス館の前に
「イングリッシュローズの庭」があります。
横浜開港130年を記念してイギリスの国花である
バラを植え、イギリス風の庭園に整備したものです。
こちらもバラの季節は大変美しいですが、
季節の花々も植えられており、
いつでも楽しむことができます。
「イングリッシュローズの庭」を抜けると
公園出入口があります。
お帰りはこちらよりアメリカ山公園方面へ向かい、
スムーズに帰れます。
こちらの地図を拡大していただくと
ご紹介した場所の位置が表示されますので
参考にしてくださいね!
以上になります。
公園そのものはそんなに大きくはありませんが、
しっかり見ていくと2~3時間はかかると思います。
急ぎ足ではなく、ゆったりとした気持ちで
散策されることをおすすめします!
是非こちらもあわせてご覧ください!
散策の参考にしてくださいね❤
宿泊を考えていらっしゃる場合はこちらはいかがでしょうか。↓
個人的に凄くおススメします❤
(ご予算:お一人5000円~8000円程度)↓
(ご予算:お一人7000円~10000円程度)↓
本日もここまでお読みいただきありがとうございました!